実は、会社で年末調整をしてもらった会社員の方も、この「医療費控除」は
自力で「確定申告」として、別途、行わなければならないのです(T△T)
今まで会社が手続きしてくれていた分、わけがわかんなくて不安ですよね・・・。産休・育児休暇中の私も、そのうちの一人でした・・・。
ですがご安心を。
順を追えば、必ずや申告できます!
ここでは、医療費控除の書き方だけをピックアップしているので、
確定申告のいちからの流れを知りたい方は、こちらからご確認くださいね!
【図解】初心者でもできる!確定申告の手順・流れ・記入方法
会社員として現役で働いていて年末調整をしたけれど、医療費がかさんだり、ふるさと納税などをしたことにより確定申告をしないといけなくなった方。
また、会社員として働いてい………
会社員として現役で働いていて年末調整をしたけれど、医療費がかさんだり、ふるさと納税などをしたことにより確定申告をしないといけなくなった方。
また、会社員として働いてい………
さて、話は戻りまして、「医療費控除の書き方」です。
ここでは、確定申告書Aを例にとってご説明します。
確定申告書の第一表、第二表をご用意してください!
記入方法も後ほど記入例とともにご紹介しますね!
▲第一表
▲第二表
また、ご自身の源泉徴収票をご用意してくださいね。
医療費の領収書を病院・薬局ごとにまとめる
医療費控除は、家族分全てを合算することができます。
さっそく領収書をまとめていきましょう。
1、領収書を病院にかかった人別に分ける
2、1で分けたものを今度は病院・薬局別に分ける
3、2で分けたものを日付順に並べ替える
※3に関しては、あとで交通費を書き出すために並べ替えるだけなので、
昇順・降順どちらでも可です。
▲こんな感じですね
まとまったら、領収書がバラバラにならないようにホッチキスどめしましょう。
バラバラにならないのであれば、クリップとかでもいいと思います。
まとめた領収書の合計を合算する
領収書の支払い合計を病院・薬局ごとに合算します。
忘れちゃうので、私は鉛筆で領収書ごとに合算額をメモってます。
▲こんな感じ。必要ない人は別にメモしなくてもいいですよ。
なお、医療費に関しては、
医療保険や国からの補助金が出ているケースがあると思います。
↓ ↓ ↓例えばこんなものです↓ ↓ ↓
・出産一時金
・妊婦検診公費負担分
・生命保険からの支払い分など
・妊婦検診公費負担分
・生命保険からの支払い分など
後々、申請用紙に登場するのですが、
「左のうち生命保険や社会保険などで補填される金額」欄
というものがありまして、(書き方はこの後ご説明しますね)
このような補助金的な金額も記載しないといけませんので、
忘れないようにメモしておく必要があります。
特に、出産一時金42万円のように、
自分の手元にお金が入らず、病院へ直接振り込まれるようなお金は、
自分の財布からお金が出ていった訳じゃないので
支払い合計に入れるのを忘れてしまいがちですが、
一旦補助金が自分の財布に入ったのちに、病院で支払った。
という考え方で計算することになります。
まとめると・・・
医療費の領収書を病院・薬局ごとに
1、領収書の支払い合計をメモする
2、保険や補助金で補填された金額を別途メモしておく
1、領収書の支払い合計をメモする
2、保険や補助金で補填された金額を別途メモしておく
かかった交通費を合算する
公共交通機関を使用した場合、病院へ行くための交通費も
医療費控除の金額に含めることができます。
通常、公共交通機関の切符などは、領収書をもらうことはありませんが
交通費に関しては、領収書が無くても申請することができます。
詳細が分かるように、表を作成し、記入していきます。
表に関しては、フォーマットなど決まっていません。
自分で作成することになります。
実際に私が作った医療費控除の交通費明細表みたいなのは
こんな感じで作成しています。以下の画像が記入例です。
通常みなさんは、エクセルなどにまとめて
プリンターで印刷される方が多いんでしょうけれども
私はめんどくさすぎて、普通のA4用紙にボールペンと定規で線を引っ張って、
表まで全て手書きで作成しました(笑)
医療費の明細書に記入する
次に、国税庁が配布している「医療費の明細書」に記入していきましょう!
まぁ、いわば医療費控除の申請用紙みたいなものです。
医療費の明細書は、税務署へ取りに行くか
自分でダウンロードして印刷する形となります。
以下からダウンロードできます。
先ほどまとめた領収書を見ながら、病院・薬局ごとに記入します。
複数日にまたがっている場合は、合算して1行にまとめます。
医療費の明細書の書き方はこんな感じですかね ↓ ↓ ↓
▲「支払った医療費」欄には、補助金全てひっくるめた金額、
「左のうち生命保険や社会保険などで補填される金額」欄には、
補助金分を記入します。
記入し終わったら、「A」欄と「B」欄に合計金額を記入します。
記入し終わったら、次は下の欄に記入していきましょう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「支払った医療費」欄には、さっき合計した「A」欄の金額、
「保険金などで補填される金額」欄には、さっき合計した「B」欄の金額、
「差引金額」欄には、「A」 ー 「B」をした金額を記入します。
「所得金額の合計額」欄には、
確定申告書Aで計算した、この部分を見て転記します。
▲ここの数字がわからない方は以下の記事で解説していますので
別途見てみてくださいね!
初心者でもできる!確定申告!収入金額・所得金額の書き方
そもそも、収入金額と所得金額の違いってなんだろうと思い悩み、確定申告書作成の序盤からつまづいてしまっている方、おられるのではないでしょうか?そんな私も、いきなり迷子になって大変だった経験があります(笑)………
そもそも、収入金額と所得金額の違いってなんだろうと思い悩み、確定申告書作成の序盤からつまづいてしまっている方、おられるのではないでしょうか?そんな私も、いきなり迷子になって大変だった経験があります(笑)………
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
さて、話を戻しまして、
もう一度例を見て記入していきます。
「D」×0.05欄には、「所得金額の合計額」×0.05をしたものを記入します。
上記の例でいくと、5,000,000 × 0,05 = 250,000なので
その金額を記入します。
「E」と10万円のいずれ少ない方の金額欄には、
さっき計算した数字と見比べて、少ない方の金額を記入します。
上記の例でいくと、数字が250,000であり、
100,000より大きいので、記入するのは100,000となります。
医療費控除額 C ー F欄には、
さっき出した金額を差し引きして記入します。
例でいくと、Cの金額 1,162,440 ー Fの金額 100,000 = 1,062,440
となります。
まとめ
ということで、いかがだったでしょうか。
順を追えば、以外と簡単にできてしまう医療費控除。
今回作った医療費の明細書と交通費一覧表、医療費の領収書原本を添えて、
確定申告用紙と一緒に提出するだけです。
なお、家族の中で収入が多い方(所得税をその分払っている人)で
医療費控除をした方が、還付金が高くなる可能性が高いです。
うちは、旦那さまの確定申告でやってもらいました。
年末・年が明けてから領収書を整理するのは時間がかかるので
1年を通じて、ちょこちょこ整理しておくと良いでしょう〜〜!
確定申告のいちからの流れを知りたい方は、こちらからご確認くださいね!
【図解】初心者でもできる!確定申告の手順・流れ・記入方法
会社員として現役で働いていて年末調整をしたけれど、医療費がかさんだり、ふるさと納税などをしたことにより確定申告をしないといけなくなった方。
また、会社員として働いてい………
会社員として現役で働いていて年末調整をしたけれど、医療費がかさんだり、ふるさと納税などをしたことにより確定申告をしないといけなくなった方。
また、会社員として働いてい………
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